2010年03月15日
ポーセレンラミネートベニアとは、スマイルラインとレンズエフェクト
ポ−セレンラミネートベニアは臨床的には、エナメル質が50%以上ある場合は第一選択枝にしている。最近では、接着システムが進んでエナメルス質が存在していれば、かなりの強度で接着します。ラミネートベニア(PLBというが)の長所はMI(低侵襲)、患者の心理的負担が少ない、形成、印象が容易であることである。短所としては、破折、マイクロリケージ、剥離、色調の改善が必要(支台歯の変色の場合)ということがいえる。
適応症は広く、色調の改善にみならず、歯冠形態の修正、歯列不正の改善、破折歯などに対しても応用されるようになってきている。
患者が一番不満を感じていたのはスマイルラインである。
インサイザルエッジプレーンが下口唇のラインと平行になって、綺麗なラインが再現できるが、長さの短くなった歯は加齢的である。そのため綺麗なスマイルラインは崩れてインバーテッドカーブになっていることが多い。ガルウィングシェープといいますが、かもめが翼を広げたような形をしています。このようにしてあげると、スマイル時に若若しく、自然感を強調した笑顔が再現できる。
ポーセレンラミネートベニアでは、色調の改善が難しいためカラーセメントは使用せず、色調のコントロールはラミネート本体で行っておくべきである。ですから、支台歯に着色が認められない場合はクリアポーセレンで歯頚部と切縁の色調を映しこむことができる。これをレンズエフェクトといいます。このテクニックによって補綴部位を天然歯とうまく同調させることができ、歯頚部は支台歯の本来の色調を浮かびあがることで調和が得られ、切縁も綺麗な天然歯の色彩が現れ、エナメル小柱が自然と読み取れる。切縁のトランスルーセンシーと歯頚部の自然な色調はとても綺麗であって、また支台歯の強度にも貢献している。
審美歯科においては、オールセラミッククラウンは360度形成になるが、形成量の少ない方法で、患者のメリットは大きいといえる。ただし適応は変色歯はだめになるがブーリーチングした後は白くなった歯を永遠に色調の色調の改善が図られることになる。
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