2010年08月25日
インプラント治療について
この前のアジアパシフィックシンポジウムで、インプラント治療について、色々考えさせられました。
今は、空前のインプラントブームで、コストをカットして、患者さんにできるだけ受ける治療が一般的になってきています。
ところが、コストはカットするのは、患者さんのプラスになっていないということです。
たくさんの患者さんにインプラントの恩恵を与えることは、とても大切なことです。ですが、コストを削減できることは、できないことで、一般的な値段というものがやはり掛かるものです。
一本10万のインプラントは、国産のインプラントらしいのですが、清潔域もあまり気にせず、手術をしていて、成功率は悪いというお話がありました。
もっとも、インプラントは海外のものがいいものとは、限りません。
国産のインプラントでもいいものもあれば、海外のインプラントでも決してお勧めできないものもあります。
大切なことは、成功率が良くて、また歴史のあるインプラントメーカーの方がやはりいいのです。
そのインプラントに精通して、できるだけ、プロトコールを守り、できるだけの診査、診断をきちんとして、何本インプラントを埋入するのかではなく、できるだけ何年も使用してもらうことだということです。
あるスピカーの先生が最後にスライドを出していましたがが、ブローネマルク先生の2番目の患者さんで42年間いまだにインプラントで生活できている方のことに触れていました。
この方は、まだ健在で、もっと長生きができれば、また43年という今までのインプラントの患者さんの記録を更新すると思われます。
でも、何歳でインプラントを埋入したのか、30代でインプラントを埋入した患者さんも、今はたくさんいますから、これからは、何年インプラントで生活できたのか?という問いかけは、あまり意味がなくなってくるでしょう。
生涯にわたって、インプラントで何でも食べれて、今では審美的にも自分の歯のようなインプラントができる訳です。
大切なことは、インプラントの種類ではなく、メインテナンスと患者さんのモチベーションだけではなく、歯科医師の心ざしではないでしょうか?
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