2010年09月02日
オールセラミッククラウンの色調
オールセラミッククラウンは、明度「明るさ」にアドバンテージがある。
しかし、支台歯が金属色であったり、変色歯である場合も多い。特に前歯部にオールセラミッククラウンを選択する場合、オパシティーのコントロールが難しい。
セラミックポーセレンの不透明度のコントロールすることをオパシティーというが、0.5mmのジルコアコーピングに1.0mmのポーセレンの厚みでは完全に不透明であるという報告がある。
セラミックコーピングの不透明度は、マスキングすることによりコントロールできる。
また、マスキングポーセレンを用いて基本色調を調整するより、セラミックコーピングから、不必要な光の遮断して、光の反射を最小限に抑えることも可能になる。
したがって、セラミックコーピングの不透明度を適切にコントロールすることによって、より予知性の高いオールセラミッククラウンの色調構成が可能になるであろう。
また、最近のデータでは、コーピングの厚みを増すことによってもコントロールが可能になっていて、前歯部は0.4mmという概念より、色調再現に努力するべきである。
今では、各社ジルコニアコーピングが色調を段階的にコンデスしていて、多少強度が落ちるものの、1300MP以上のものが殆どである。
したがって、金属支台でもジルコニアのコーピングでカバーできる時代になってきている。したがって、金属のマージンの出るセラミックメタルクラウンの適応を殆どないといっていいであろう。
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